桃尾弁護士は議長が総会を延期しようすることを想定していて、理事会側の弁護士を利用するべきと助言していた。理由がないのに総会の中止などできないと、弁護士は判断するはずだという。桃尾弁護士の想定通りに進むと、理事長は総会の中止を決断。そのタイミングで議長不信任・交代動議を提出。よりよくする会の多鹿が議長となり、理事会の刷新が決まった。現理事の多鹿英和によると、前理事会のもとで建物をキレイに維持するための制度が整備されたが、謎ルールとなり、住みにくくなってしまったという。現在、謎ルールは撤廃され、マンションの価格ももとに戻っているという。香川弁護士は「正義の反対は悪ではない。正義の反対は別の誰かの正義」と話す。