カスハラについてスタジオ解説・トーク。客が従業員に対し行き過ぎた要求するなどの迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」をめぐり、都議会本会議でカスタマーハラスメント防止条例案が可決された。施行は来年4月1日。可決された東京都の条例の内容を紹介。事業者は今後、カスハラ客から働く人を守るために対応していくことが求められる。年内に公表される予定のガイドラインでは、場合によっては警察に通報することも促している。条例に罰則はなく、努力義務。罰則を設けないのは、罰則がない行為はしてもいいという誤った理解が広がる恐れがあることなどから。カスハラに対応する動きも広がっている。富士通は、東洋大学の桐生教授とカスハラを体験できるAIを共同で開発。AIがカスハラ客で、店員のことばによって態度を変えていくシステムになっている。またファミリーマートは、カスハラを忠告するポスターを作成。首都高速道路では、お客様センター向けに「切電マニュアル」を策定した。札幌市では去年から市役所でカスハラ対策マニュアルを運用を開始した。