ロケツーリズムに国や自治体が積極的に取り組んでいる。三社祭初日の雷門前で神輿をカメラに収めようとしているのは、アメリカで放送予定のドキュメンタリー番組の撮影チーム。海外の撮影チームが日本でロケを行う場合、言葉の壁もあり許可の申請などがうまくいかないケースも多いという。今回監督を手助けしたのが、台東区フィルム・コミッションの平田大輔さん。浅草寺と監督の間を取り持ち、撮影を実現させた。作品を通しロケ地の魅力を宣伝し、観光客を呼び込むロケツーリズムで地域活性化を目指している。平田さんが地域の人たちと普段から密なコミュニケーションをとっていることで撮影もスムーズにいくことが多いという。PERFECT DAYSのロケ地に選ばれたことで、それを見たマレーシアの監督が新たに桜橋をロケ地として選んだ。