衆議院選挙の投開票日が間近に迫っているが、フェイク情報が飛び交っているという。特に特徴的なのは生成AIで作られた動画や画像。フェイク情報にはいくつかのパターンがある。その1:選挙の仕組みに関するもの。例えば、開票作業の機械で不正がある、鉛筆で書くと書き換えられるなど“根拠がない情報”。その2:政策や争点に関するもの。去年の参議院選挙では「外国人が優遇されている」と根拠のない情報が大量に出回ったが、今回も同様の傾向が見られている。その3:候補者や政党に対する誹謗中傷。事実ではないことで特定の候補者・政治家を攻撃する内容をニュース風にまとめた生成AIの動画などが大量に出回っている。目立っているのは国のお金に関するフェイク情報。今回の選挙は物価高対策や消費税が大きなテーマになっている。数字がひとり歩きしてしまったり、一部が誇張されてしまう情報が出回っている。フェイク情報は誰が発信?その1:収益を得ることが目的というアカウント。動画サイトやSNSは再生数や反応の数に応じて収益を得られる仕組みが多くのところで導入されている。そのため注目を集めるために投稿を繰り返す。その2:政治に関する自分の主張を伝えるために不確かな情報を引用しているケース。普段から特定の政党などを支持する投稿が多く、不確かな情報に基づいて自分の主張を強調する。逆にフェイク情報で対立候補をおとしめようとする傾向も。その3:海外からの「情報工作」?海外の一部の国では実際に選挙の際に社会への分断を引き起こす目的で外国からの介入があったとされるケースも。3つのパターンはいずれも発信しているのが少数のアカウントであることが重要。SNSは一部の発信が増幅される仕組みがあり、それが様々な目的として上手く利用されてしまっているとも言える。注意してほしいポイントをSNSに詳しい桜美林大学・平和博教授に聞いた。それが「選挙の前にたしかめて」。た:たどってみよう、発信元は?。し:調べて、比べて、他のニュースと。か:感情的な言葉を見たら、深呼吸。め:目を引く動画での即決に注意。て:手がかりになる根拠や出典は?。添は「自分の考えに近い情報や信じたいことは信じてしまいがちだが、その情報が誰がどんな意図で発信しているのかと背景まで考えて判断することが大事」等とコメントした。
住所: 東京都町田市常盤町3758
URL: http://www.obirin.ac.jp/
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