JR新小岩駅前で出会ったのは少年隊・植草克秀のファンミーティング帰りの女性・ちえさん(56歳)。サンリオやヤクルトスワローズも好きでスマホにはつば九郎のシールが貼ってあった。改めて自宅を訪れると、夫・海老名ひろしさん(60歳)が出迎えてくれた。3世帯住宅で1Fは両親、2Fは兄夫婦、3Fが海老名さんの住まい。築26年の持ち家で間取りは2LDK×3階。 階段にはクレーンゲームの戦利品が山積みになっていた。部屋の中もモノで溢れていた。夫はディズニー付近のホテル送迎ドライバー。少年隊・錦織一清と同じ小学校で2つ先輩。ちえさんは約40年前の少年隊のファーストコンサートのチケットを今でも持っていた。ほかの公演のチケットもキレイに保存していた。夫はヤクルトやディズニーなどは妻の影響で好きになったが、少年隊のコンサートは一緒に行ったことがない。夫の部屋も妻の洋服などで溢れていて、夫の私物は廃品の即売会で購入した電車のつり革だけだった。良縁に恵まれなかった2人だが、親の紹介で出会って2ヵ月で結婚。ちえさんは実家が飲食店だったので料理は得意。冷蔵庫にはチキンマックナゲットのソースやヤクルトが入っていた。ヤクルトはスワローズきっかけで30本常備している。ちえさんは糖尿病に続いて脳に腫瘍ができ、1年間入院生活を送った。思うように体が動かない生活の中で救いになったのがつば九郎や植草だった。新小岩駅でちえさんの家について行ったら…心の支えになる物たちに囲まれて生活する仲良し夫婦の絆が見られました。
住所: 大阪府大阪市北区茶屋町19-1