パワハラ疑惑と共に特産のワインをねだったとされる兵庫県・斎藤知事。ワインを飲んだことを認めたうえでPRはしていないことを明らかにした。一方、ワインをおねだりされた側の上郡町・梅田修作町長は当時の状況を「おねだりとは感じ取っていなかった。やはり公の場で発言されたことが非常に重い」と説明した。疑惑の発端は今月死亡した県の元幹部職員が残した陳述書と音声データ。斎藤知事を巡る疑惑を調査している百条委員会は元幹部職員が残したこの音声データや陳述書を資料として採用することを決定。副知事はすでに辞職。県職員の労働組合からも辞職を要求されている。更に、後ろ盾である自民党県連からも事実上の辞職を要求されていてまさに四面楚歌の状態。そうした中での百条委員会の決定は斎藤知事に強烈な向かい風となる。斎藤知事は「適切に進められていくということで私も対応していく」とコメント。