ハロウィーンの事故というと去年韓国の梨泰院で起きた群集事故。現地ではAIを使った密集対策が進められている。今年の梨泰院では仮装をした人の姿はなく、ハロウィーンの装飾もない。夜になると人は増えるものの流れはスムーズ。一方、今年人が集まっているのは弘大。元々若者に人気の繁華街で仮装を楽しむ人が多く訪れていた。去年のハロウィーン直前に起きた梨泰院での群集事故では日本人2人を含む159人が死亡した。この事故原因としてあげられているのが自治体などのずさんな事前対策。そこでソウル市が新たに始めたのが防犯カメラとAIを融合し人の波を把握するシステム。映像をもとにAIが人の密集具合を計算するという。システムでは1平方メートルあたりの人数が5人を超えると警報音がなり、警察などに通報がいくシステム。夜には通りがフェンスで仕切られ、人の動きを管理。混雑してくるとアナウンスが流される。ハロウィーン期間中、梨泰院では約3000人、弘大では約2800人の警察官などを動員するという。