- 出演者
- 寺門亜衣子 安藤佳祐 江原啓一郎 片山美紀 黒田菜月
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
昨夜からきょう未明にかけては群馬県内で猛烈な雨が降ったと見られ記録的短時間大雨情報が相次いで発表された。きょうも午後から気温の上昇と暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になっている。局地的に雨雲が発達し午後5時までの1時間にはレーダーによる解析で東京町田市の周辺で35ミリ前後の激しい雨が降っていると見られる。あすにかけて暖かく湿った空気の流れ込みが続くため1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがある。あす夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで関東北部と南部で80ミリ、甲信で60ミリと予想されている。局地的に雨雲が発達すると短い時間でこれらの雨量に達する可能性がある。また群馬県などではこれまでの大雨で地盤が緩み少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがある。気象庁は低い土地の浸水や土砂災害、急な川の増水に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけている。
東京都新宿区などにまたがる明治神宮外苑の再開発について、樹木の保全方法を見直すよう都から求められていた事業者が伐採本数を124本減らすなどの見直し案を公表した。明治神宮外苑の再開発では名所のイチョウ並木は保存される一方、高さ3メートル以上の樹木743本が伐採される計画になっていたがこれについて事業者は去年9月、事業を認可した都から樹木の保全方法を見直すよう求められていた。見直し案によると樹木の伐採本数は新しいラグビー場の北側部分を一部ずらしたり伐採を保存や移植へと見直したりして当初の計画の743本から124本減らし619本とする。またイチョウ並木と新しい野球場との間隔について当初の計画では8メートルとなっていたが、生育環境の充実を図るために18.3メートルに広げるなどとしている。
今回神宮外苑再開発計画で見直されたのは緑化計画で大きく2点が変わった。1つ目は樹木の伐採本数を減らす。もう1つは神宮外苑のシンボルでもあるイチョウ並木と新たに建設される野球場の間隔を広げた。そもそもこの計画は老朽化している神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所をそれぞれ入れ替えて建て替える。さらに最大で高さ190メートルの高層ビル3棟が新たに建設される予定。この計画に伴って高さ3メートル以上の樹木およそ1900本のうち743本が伐採される計画だった。今回、伐採本数を124本減らし619本とした。減った124本の内訳を見ると保存や移植に変更されたものが新ラグビー場やその隣のエリアにある82本。もう1つの見直しとなったイチョウ並木と新野球場の間隔についてで、8メートルから倍以上の18.3メートルに広げることとした。間隔が近いとして生育への影響を懸念する声が上がる中、樹木医などの見解も含め工事スペースや根が伸びることも考慮したとしている。再開発計画の中止を求める警告を出していた日本イコモス国内委員会の岡田保良委員長は「樹木の移植が可能かどうかやイチョウ並木と野球場の距離を離すことによる生育への効果については検証が必要だ。また、なぜ当初見直しが必要なずさんな計画を取りまとめたのかやプロジェクト全体の計画の責任の在り方について反省が必要だ」と話していた。事業者は見直し案について住民説明会を開くことを検討していて、さらに都の審議会を経て樹木の伐採が始まる見通し。今回の再開発なのだが法的な問題は確認されていないにもかかわらず計画が遅れているのは住民などへの説明不足が要因の1つに挙げられる。今後、事業者側がどのように住民などに向き合って理解を得ていくのか、引き続き取材を続けたいとしている。
時間がなくなってしまったため、今回の「#きょうのイチオシ」はお休み。
関東の気象情報を伝えた。
先月、初めて発表された南海トラフ地震臨時情報巨大地震注意への対応について専門家や自治体の代表などで作る南海トラフ地震対策の国の作業部会が開かれ先月8日に初めて発表された南海トラフ地震臨時情報巨大地震注意の対応について意見が交わされた。この中では情報の意味の丁寧な周知に加え、複数の県にまたがる事業者もあることからライフライン企業や交通機関など業種ごとに対応の指針を策定することを国に求めるとともに自治体が避難所を開いたり運営したりする際の財政支援を受けられるよう災害救助法の適用対象とすることが必要だとしている。内閣府は防災対策の推進地域にあたる29都府県と707市町村や事業者を対象にアンケート調査を実施し、防災計画の策定状況や受け止めについて調べ必要な改善を進めるとしている。
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- 南海トラフ地震臨時情報名古屋大学福和伸夫
9月2日~8日によく見られた記事は「新米はいつから?作柄は?」「夏バテした髪の元気を取り戻す」「液状化起こりやすい場所・対策は」「コメ品薄・新米の値段はどうなる?」。
先月、南海トラフ地震臨時情報が発表されるなど地震への警戒が強まっているが、もし外出先で大地震に遭ったらどう身を身を守ればいいのかを紹介。過去の災害ではこんなことがあった。2011年の東日本大震災では看板や外壁が剥がれ落ちた。そして2005年の福岡県西方沖地震ではビルの窓ガラスが割れて落下し、けが人が出た。このほかにもブロック塀自動販売機などが倒れやすいので危険。日本防災士会理事の正谷絵美によると、街なかで地震に遭遇した場合は危険なものから離れること。そして、離れるスペースがない場合は頑丈そうなビルに入ることが重要だという。また、頭を守るためバッグや買い物かごをかぶることも有効だという。注意点がありバッグやかごは頭から少し離すことが大切だ。というのも、頭につけると落下物の衝撃が首に伝わるおそれがあるため。繁華街とか人が集まるところで地震に遭遇した場合、群集事故に巻き込まれるおそれがある。おととし韓国の繁華街・梨泰院で起きた事故では150人以上が亡くなった。群集事故が起きやすい場所は混雑したターミナル駅、歩道橋や橋の上など。こうした場所に気をつけながら避難場所を目指してほしい。
パリパラリンピックは、日本時間のきょう未明に閉会式が行われ12日間の熱戦に幕が下ろされた。日本は金メダル14個を含め銀と銅と合わせて41個のメダルを獲得した。最終日に行われたマラソン男子の車いすのクラスでは千葉県館山市出身の鈴木朋樹選手が出場。30歳の鈴木は序盤3位につけてレースを進め一時、1分近く離されていた2位の選手の背中を捉えラストスパート。4秒差で届かなかったがこの種目で自身初の銅メダルを獲得。諦めない姿勢がメダルにつながった。鈴木の中学時代の体育の先生で現在は教頭を務めている関口尚道先生によると、中学校時代の鈴木選手は体育も勉強も生徒会も頑張るリーダー的な存在だった。ことし7月には全校生徒のメッセージが書き込まれた応援の旗などを鈴木選手に届けたという。柔道女子70キロ級視覚障害の軽いクラスでは千葉県市原市出身の小川和紗選手が2大会連続の銅メダルを獲得した。現地で取材に応じた小川選手は「東京大会同様、メダルがあるかないかでは世界がぜんぜん変わるのでとって帰ろうという気持ちで切り替えた」と話した。今後については「まだ決まってない。日本に帰って焼き肉を食べて考える」と話していた。競泳では東京江戸川区出身の辻内彩野選手が女子100メートル自由形視覚障害のクラスで銅メダルを獲得した。東京都内のスポーツクラブでは辻内をコーチしている佐藤裕と本人や家族と交流を重ねてきた今野延江に話を聞いた。抵抗の少ないまっすぐな水中姿勢が持ち味の辻内選手は小学生のときに水泳を始めたが、大学1年生のときに視力低下や視野の異常を生じる進行性の難病と診断された。2度目の大舞台となったパリ大会。症状の進行で今回、障害が2番目に重いクラスに出場し、念願のメダルを獲得した。4年後のパラリンピックは米国ロサンゼルス大会となる。
東京都は青少年健全育成条例の8条で過激な性描写や残虐な表現などがある書籍について不健全図書に指定し、未成年への販売や閲覧を禁止している。この名称を巡っては不健全という名称が不当なイメージを与え書店や通販サイトによる販売の自主規制につながり本来許されている成人向けにも販売が制限されるなどとしてことし3月、漫画家で作るグループが都議会の会派に変更を求めていた。こうした中、都は名称を変更しきょう開かれた未成年への販売を禁止する書籍を審議する都の審議会の資料で新たな名称の8条指定図書と表記した。都の担当者は条例の趣旨が誤解なくより明確に伝わるようにするため変更したと説明した。名称変更を求めていた漫画家の1人、森川ジョージは今回の名称変更によって全国的にも何らかの波及効果があることを期待したいとコメントしている。
埼玉・三郷から中継。2015年に結成され三郷市を拠点に活動する和太鼓チーム「龍誠太鼓」の練習風景を紹介。今月16日に開催される三郷太鼓まつり2024に初出演する。
関東を中心とした気象情報を伝えた。
今日伝えた内容の一覧を紹介。
NHKニュース7の番組宣伝。