先月、南海トラフ地震臨時情報が発表されるなど地震への警戒が強まっているが、もし外出先で大地震に遭ったらどう身を身を守ればいいのかを紹介。過去の災害ではこんなことがあった。2011年の東日本大震災では看板や外壁が剥がれ落ちた。そして2005年の福岡県西方沖地震ではビルの窓ガラスが割れて落下し、けが人が出た。このほかにもブロック塀自動販売機などが倒れやすいので危険。日本防災士会理事の正谷絵美によると、街なかで地震に遭遇した場合は危険なものから離れること。そして、離れるスペースがない場合は頑丈そうなビルに入ることが重要だという。また、頭を守るためバッグや買い物かごをかぶることも有効だという。注意点がありバッグやかごは頭から少し離すことが大切だ。というのも、頭につけると落下物の衝撃が首に伝わるおそれがあるため。繁華街とか人が集まるところで地震に遭遇した場合、群集事故に巻き込まれるおそれがある。おととし韓国の繁華街・梨泰院で起きた事故では150人以上が亡くなった。群集事故が起きやすい場所は混雑したターミナル駅、歩道橋や橋の上など。こうした場所に気をつけながら避難場所を目指してほしい。