ある調査によると、ダイエット経験がある女性は実に8割以上に及んでいる(森下仁丹調べ)。そんな今減量目的で広まり続け、物議を醸している薬があった。一部の美容クリニックの広告には「無理なく痩せるマンジャロ」「マンジャロでダイエット革命」の文字が踊り、SNS上では「マンジャロで痩せた」との投稿が溢れている。しかしマンジャロは本来2型糖尿病の治療薬で、血糖値のコントロールが必要な糖尿病患者に使用されているもの。血糖値を下げる働きをするホルモンは脳の満腹中枢を刺激し食欲を抑えるとともに、食べたものの排出速度を遅らせ満腹感が持続するとされている。つまりマンジャロを使用すると満腹を感じるとともに食欲が抑えられるため、「痩せ薬」として広まっている。厚労省は糖尿病でない人が使うのは安全性が確認されておらず、副作用の恐れがあるため不適切な使用を避けるよう警鐘を鳴らしている。実際SNSでは、副作用を訴える声が散見される。それでも使用を継続する人は、「一回痩せると戻るのが怖い」などと語った。日本人の体重をめぐっては、イギリスの医学雑誌で衝撃の発表が。低体重の女性の割合が多い上位10か国に、貧困国とも言われる国々と並んで日本がランクインしている(WHO調べ)。身長160cmで体重43kgの女性は、副作用による命の危険を経験しながらもマンジャロの使用を続けている。ある利用者はクリニックに出向かず、オンライン診療で薬を入手していた。
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URL: http://www.jintan.co.jp/
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