7割の夫婦が「エアコンの設定温度」で論争になったことがあるという。ある調査で「夫婦間で体感温度差を感じたことがあるか」聞いたところ、「ある」77.9%、「ない」22.1%という結果で、「それがもとで言い合いやケンカになったことがあるか」と聞いたところ「ある」と答えた人は30.7%だった。揉めるシチュエーションとして多いのが「就寝時」。解決策は「暑い人が対策すべき」64%、「寒い人が対策すべき」36%という結果になった。解決策その1「夫婦で寝具を別々にする」、その2「“温度”ではなく“湿度”で調整する」、その3「扇風機を活用」、扇風機を当てるときは足元からがおすすめ。その4「きちんと入浴する」。医師で医療ジャーナリスト・森田豊氏は「睡眠で重要なのが深部体温。就寝前の入浴できちんとコントロールすることが大事」だとコメントした。入浴のポイントは38~40℃で15分間全身浴を行う。就寝の1時間~1時間半前にお風呂からあがると快適に睡眠に入ることができる。暑がりな人は代謝が高く夜間のリラックスモードへの転換が難しいので入浴時間や温度をあえて少し厳しめに設定。そうすると深部体温を急激に変化させ一気に下げることができる。