日銀は昨日から2日間、金融政策を決める会合を開いており市場では0.5%程度への追加利上げに踏み切るとの見方が強まっている。日銀は追加利上げの判断をめぐって春闘に向けた賃上げの動きを確認したいという姿勢を示してきたが、前向きな動きが続いているとの見方が多くなっていて、植田総裁や氷見野副総裁が利上げの可能性に言及していた。また、トランプ大統領が就任直後に打ち出した政策をめぐる金融市場の動きも“想定の範囲内”で、大きな影響はないとの見方が強まっていることから、利上げの環境は整ったとして、現在0.25%程度の政策金利を0.5%程度に引き上げる方向で検討が行われる見通し。