去年、特殊詐欺の認知件数被害額は過去最多となった。なかでも「ニセ警察詐欺」の被害が深刻で若者が被害にあうケースが多くなっている。警察庁によると、去年の特殊詐欺の認知件数は2万7758件で過去最多となり、被害額もおよそ1414億円で過去最多となった。警察官を装う「ニセ警察詐欺」の被害の増加が顕著で、被害者を年代別にみると30代が最多、続いて20代が多くなるなど若い世代も被害にあっている。警察庁の楠芳伸警察庁長官は「固定電話だけでなく携帯電話の利用者もターゲットとすることで従来の詐欺対策の重点だった高齢者に加え若い世代に被害者層を急拡大させている」と懸念を示した。若者の被害はほぼスマートフォンが入り口となっている。「携帯料金の未払いがある」など電話がかかってくるケースが多く、オペレーターを名乗る人物のほか自動音声も確認されていて、警察庁が注意を呼びかけている。
