ボルダーとリードの合計点で争われるスポーツクライミング男子複合。今大会のボルダーは第1課題から第4課題の4つに分かれた壁を制限時間以内にいくつ登れたかを競う。2大会連続出場の楢崎は第4課題を登りきり2位となった。安楽は難解な第2課題をボルダー中唯一登りきりボルダートップとなった。安楽の登り方について楢崎は「現役のトップ選手は上半身で引いて握って登るスタイル。安楽くんの場合は肘を伸ばして登る。力を使わずに登るのがうまい。」などと話した。安楽のクライミングは長い腕を使ってぶら下がり反動などを利用しながら登るため、力を温存しながら最後まで登りきることができるという。ボルダー準決勝を1位で終え明日のリードを楢崎と臨む安楽。