かわるバス業界をマーケティング。教えてくれるのは、東京都市大学・西山敏樹教授。少子化や在宅ワークの普及などで通勤、通学者が減り、路線バスの利用者は大幅に減少。キッチンバスや子どもが遊べる出張託児所も稼働中。バスをサウナに作り変えた移動式サウナも人気。さらにバス停が変わる新たなサービスとして、東京都市大学・西山敏樹教授は、「バス停に小型の1人乗り用電気自動車を貸し出したり」などとコメントした。バスを降りたらレンタルしてそれぞれの目的地へ。また、農業や飲食、宿泊施設まで運営するバス会社「平成エンタープライズ」が話題。天井の開いたオープンバスで夜の首都高速をひたすら走るだけのツアー。高さ制限ぎりぎり20センチの場所も。「極上寿司食べ放題ツアー」1万2800円。コスパの裏にあるのは、バス会社の自前戦略。埼玉の営業所だった土地にお店や農園を自前で作った。考えたのは、田倉貴弥社長。去年働き方改革で長時間の日帰りバスツアーが組めなくなり、遠くの観光地に行くツアーが消滅。行けないなら観光地を作ればいい。高速道路も工夫を凝らせば観光地に。
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