ヘレンさんはきよしさんについて、常に優しく、言うことはないと話した。2人が10代で出会ったとき、ヘレンさんはよしもとのマドンナで、きよしさんは通行人だった。ヘレンさんが扁桃腺を腫らせて、休ませるときにきよしさんがお世話したのがきっかけで2人は急接近した。よしもとで職場結婚は禁止されていたが、ヘレンさんからプロポーズした。当時はきよしさんの給料の10倍ほどヘレンさんの収入があった。横山やすしさんは20回以上きよしさんを漫才の相方として誘っていたが、ヘレンさんのすすめでコンビを組んだ。ヘレンさんは戦後すぐの生まれで、外国人だと思われて苦労していて、ヘレンさんの話を聞いたきよしさんはこの人を幸せに生まれてきたと思ったという。