斎藤佑樹は神奈川県横浜市の日産自動車で、自動運転を取材。車の屋根などには30個のカメラやセンサーが取り付けられている。自動運転のカテゴリは運転支援システムがないレベル0から、運転手がいなくても走行できるレベル5まで6段階あり、日本メーカーでは一定条件下で高速道路上を自動で走るレベル3まで到達しており、今回はレベル4実現に向け開発されている車に試乗する。搭載しているカメラで200m先まで状況を把握でき、左折時には後方からやってきた歩行者が横断歩道を渡るのを待ってから曲がった。来年度中には横浜で一般客を対象としたタクシーのようなサービスを開始する予定だという。自動運転技術は、社会問題の解決にもつながるという。自動運転技術が地域の足となっている場所もある。自動運転の路線バスが、人口の約3割が65歳以上という茨城県境町で2020年に全国で初めて導入され、多くの人に欠かせないものとなっている。導入後、約3年半でのべ約3万人が利用した。