障害や病気がある兄弟や姉妹がいる子どもたち、所謂きょうだい児にスポットを当てた写真展が横浜市で開かれている。写真のそばには親からきょうだい児へのメッセージが添えられている。同じ境遇にある人も自分を重ね合わせていた。写真展を企画したフォトグラファー・中祖直子さんは、障害のある子どもたちの撮影をライフワークにする中、きょうだい児についても知ってもらいたいと考えた。中祖さん自身もきょうだい児の小学2年生の娘と、重度の知的障害などがある小学5年生の息子がいる。ヘルパーなどの支援を受けているものの、家族のサポートは欠かせない。ある日、中祖さんは娘から「にーにが大人になったら私が結婚してあげる。だって1人じゃ暮らせないでしょ」と言われ、心配させていたことに気づいたという。中祖さんはきょうだい児の娘と障害がある息子の写真を展示し、娘へ「自分の道を歩んでね」というメッセージを添えた。写真展に参加した家族からは日頃伝えられない思いを伝える機会になって良かったという声が寄せられているという。写真展はあさってまで「障害者スポーツ文化センター 横浜ラポール」で開かれている。
住所: 神奈川県横浜市港北区鳥山町1752
