高齢化が進む中、救急隊の出動件数が増加して救急体制がひっ迫し、現場への到着時間がこの10年で2分のびていることから、横浜市消防局は新たに「予防救急等推進プロジェクト」を設けて対策の検討を始めることになった。プロジェクトでは、年代ごとの通報内容の特徴などを分析して、転倒防止や熱中症への備えを呼びかけるなどして、通報が必要な事案自体を減らす方策を検討する。一方、出動件数の2割(5万件)は救急搬送が必要ない事案で、いたずらの通報もある。119番の適正な利用をどう促すかも課題。
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