池谷幸雄さんの解説。体操男子団体が2年後のロサンゼルスオリンピックの出場権を獲得したことについて、出口さんは自分の時は数ヶ月前だったとし、2年あるのでオリンピックに向けて改善していける場所を練習できるというのは羨ましいと思うなどと述べた。今回のチームはパリオリンピック3冠の岡慎之助選手や東京オリンピック2冠の橋本大輝選手、さらには世界大会初出場となった川上翔平選手、そしてゆかのスペシャリスト土井陵輔選手、鉄棒のスペシャリスト前田風丞選手、この5選手で挑んだ。男子団体はゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒の6種類あり、各種目3人が演技をしてその合計点で競う。今回の日本の点数は合計251.928で見事金メダルで連覇を達成した。注目は優勝候補だった2位のWG2(ロシア選手)と中国との得点差だが、中でも2位のWG2(ロシア選手)との差は1.599と大接戦となった。池谷さんによると着地で止まると最近は0.1貰えるようになったが、かかとが閉じれないと1開くと10cm未満は0.1減点となる、足が開くごとに減点は増え、体が前にいったり、お尻が膝より下にいく、手を回すなども減点対象となり着地はとても難しくなっているという。その難しい着地をピタッと決めたのが最終演技者の橋本選手。完璧だったため0.1追加となった。その着地以外にも今回日本が金メダルになったポイントは執念のあん馬と鉄棒での挽回。池谷さんによるとあん馬が落ちるか落ちないかでチームの流れが変わるとし、川上選手は落ちなかったのがエライとのこと。鉄棒については1人目の川上選手は落下し、1点減点となったが13点台にのせれたのはすごいとし、2人目の前田選手はマラスという大技をやって成功し、落下しなかったので次に繋がったとのこと。そして最後の演技者の橋本選手は重圧の中構成を調整し見事な着地で締めくくった。池谷さんは今のルールは3人やったら3人とも失敗できないため「俺はもうやりたくない」と言い、そんなプレッシャーの中で橋本選手やってくれたとコメントした。そして現地で観戦していた世界体操スペシャルアンバサダーの内村航平さんからのコメント届いた。内村さんは土井選手のあん馬についてめちゃくちゃ良かったとし後輩の成長を見れたのが嬉しかったなどと話した。池谷さんによればあん馬はバランスが崩れるとすぐに落ちてしまうものらしく、そこを乗り切れたことでチームが波に乗れたという。2年後のオリンピックに向けてどんな準備が必要かについて池谷さんは、今回は細かいミスがあったので、そういったものをなくす練習をしていかなければいけないなどとコメントした。日本時間明日には女子団体決勝、明後日には男子個人総合決勝が控えている。男子個人総合の予選では岡選手と橋本選手が1位と2位で通過。日本のダブルエースのの直接対決になるかも、ということで目が離せない。
