整形外科・スポーツドクターの中村格子氏が0円健康法を紹介。日本人は世界で一番長く座っているとされており、平均7時間座っているという。1日8時間以上座っている人は糖尿病などのリスクが高まる恐れがあるという研究データもある。ウォーキング前に行うストレッチはリズミカルに反動をつける。筋肉を動かしながら伸ばして血流を促進し、関節の可動域を広げることでケガの予防になる。反動を使わずに筋肉を伸ばすストレッチは運動後に行うことで、筋肉の緊張を和らげ疲労回復を早める効果がある。歩く際は普段より少し大股で歩くことで、下半身の筋肉を効果的に使い血流の改善などが期待できる。腕の振りは後ろにも振ることを意識することで、背中の筋肉も鍛えられ全身運動となり肩こり解消も期待できる。足の着地はかかとから着地してつま先で蹴ることで、衝撃を吸収しつまずき防止に繋がる。女性に多いのが反り腰で、腰痛がでやすく太ももの筋肉が張って膝が痛くなりやすい。反り腰は壁に頭などをつけ、並行移動するイメージで歩くと筋肉を上手く使えるようになるという。
