消防庁によると全国の年間救急出動件数はおととし約772万件と過去最多。奈良県にある近畿大学奈良病院が県に救命救急センターの指定辞退届を提出。病院では救命救急センターを維持できるよう医師の確保に努めたが十分な人員に至らず「今後の安定的な救急医療の提供が難しい」と判断、今月31日で指定辞退。今後は救命救急センターをHCU・高度集中治療室に転換し、重症患者の受け入れを続けていく。限界を迎えるという救急医療。奈良県総合医療センターで現場を取材した。夜間も救急医が2人当直勤務し、手術用の看護師も待機。心臓や脳などの専門医や麻酔科医も交代で呼び出しに応じられるようにするなど24時間365日負担はかかり続ける。
