天地人のビジネスは「宇宙からリスクを可視化」。世界で初めてJAXAから投資を受けた宇宙ベンチャー企業。社員数は約80人。創業から6年で売り上げは18倍になった。共同創業者でCSTOを務めるゲストの百束さんはJAXA職員として衛星開発に従事していた宇宙のスペシャリスト。衛星データとAIを駆使して土地や環境のリスクを“見える化”した。「宇宙水道局」は衛星データを活用し、水道管の漏水リスクを可視化するサービス。全国の水道管の約2割が法定耐用年数の40年を超えているとされ、年間約2万件の漏水や破損事故が起きている。膨大な衛星データから(1)地表面の温度、(2)地盤の変化、(3)夜間光の3つをAIで解析することでリスクを見極めるという。宇宙水道局をもとに調査した結果、126箇所の漏水が見つかった。ヒロミはギャルビジネスを取り上げた前回とのギャップに驚いていた。