EU(ヨーロッパ連合)外相会合が27日に開かれ、EUの外相にあたるカラス外交安全保障上級代表が「対シリアへの制裁緩和を始めることで合意した」と発表した。去年12月にアサド政権が崩壊したことを受けたシリア安定化への取り組みの一環で、「シリア経済を後押しし、迅速な緩和を目指す」としている。また「人道、復興支援も強化していく」という。シリア暫定政権のシェイバニ外相はXで「この決定がシリア国民の生活のあらゆる側面に建設的な影響を与えることを期待する」などと歓迎している。
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