体感型展覧会「正倉院 THE SHOW」が上野の森美術館で開催中。見所には宝物を360度スキャンした3Dデジタルデータを幅20m巨大スクリーンで上映。ここでクイズ。漆金薄絵盤は3Dスキャンしたことで何が見えるようになった?と問題が出た。正解は蓮の花がふわふわと浮くように動きが見える。また見所2つめは宮内庁正倉院事務所が制作した再現模造は材料、構造、技法のいず[…続きを読む]
現在開催中の展覧会「正倉院 THE SHOW」。正倉院は、9000件の宝物を1300年にわたり守ってきた奇跡の宝庫。鍵は天皇により封印されていて、許可がないと開けられない仕組みになっている。現在は、年に2カ月だけ点検のために開けられる。一部の宝物は、奈良国立博物館で開催される「正倉院展」で展示されている。高精細デジタル技術での撮影と、本物と同様の技法や材料で[…続きを読む]
「正倉院 THE SHOW」の告知。9月20日~11月9日まで、東京・上野の森美術館にて。正倉院宝物の始まりは、聖武天皇の遺品を光明皇后が残したいという思いから始まったもの。会場の約20mの巨大スクリーンでは、本来は見られない宝物の細部や裏側まで見ることができる。展示されているのは再現模造だが、当時と同じ製法で作成。巨大な香木「蘭奢待」の香織を体感できるエリ[…続きを読む]