イタリアの国立フェデリコ2世ナポリ大学・ディマイオ教授らの研究チームは先週、流体力学のシミュレーションを使って突き止めた「完璧なゆで卵」の作り方の論文を発表した。開発期間は7年。白身と黄身が隅々まで均一に火が通っていることこそが完璧なゆで卵の条件。更にディマイオ教授によると、従来の調理方法よりも食感が良く栄養素も閉じ込められるという。完璧なゆで卵を3人のプロがジャッジ。都内にあるタマゴサンドが人気の店「eimy sandwich」の迎井靖弘代表、半熟煮卵料理だけで勝負している店「こだま屋」の桑山祐介店主、家系ラーメン「吉祥寺武蔵屋」の藤崎茂也代表が、「美味い」または「普通」の札でジャッジ。3人とも「美味い」の札をあげた。完璧なゆで卵の作り方を紹介。100℃の熱湯と30℃のぬるま湯を準備。100℃のお湯に2分間入れ、その後30℃のお湯に入れる。2分後に再び100℃のお湯へ。これを8往復繰り返す。教授いわく、正確な温度と正確な時間が成功のコツだという。
住所: 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-11-1