タワマンが立ち並ぶ武蔵小山エリア。八百屋戦争といわれるくらい八百屋が急増している。半径600m圏内に10軒以上ある。老舗八百屋「三金」・西沢好晴店長は「野菜を安く売る八百屋がこの辺は増えた 」「値段で貢献している八百屋もいる」と話す。武蔵小山駅周辺は3つの卸売市場から来るまで30分ほどの距離で新鮮な野菜を仕入れやすいという。跡継ぎ不足で高齢の経営者が廃業、店を畳むと、空いたテナントに外国人オーナーが八百屋を開業するケースも多いという。去年オープンしたネパール人オーナー・矢口青果・セルーパさんは「大きい町になっている。人気の町」と話す。セルーパは去年駅前の再開発で空いたテナントを契約。利益率を減らして安くて新鮮な野菜を提供したい考え。