ことし6月、東京・武蔵野市に住む60代の男性はインターネットのサイトで知り合った相手とメッセージをやり取りしていたところ投資の勉強会に誘われた。自分が裕福な生活を送っていることを伝える写真を送ってきて投資のメリットを強調したという。電話をかけると片言の日本語でしゃべり自分の親は外国籍だと説明した。男性はLINEのグループに参加するよう誘われた。さらにダウンロードを勧められたアプリの中で投資の指南役を名乗る別の相手から口座への入金を指示され、現金7000万円を振り込んでしまったという。身近なSNSでのやり取りで投資に勧誘する手口の詐欺が今、急増している。知り合ったばかりの相手からの楽に稼げるといった投資話は決して信じないで、家族や警察などに相談を。