チコちゃんが「湯のみはきれいなのにお茶にホコリのようなものが浮くのはなぜ?」と聞いた。正解は品質がいい証拠。浮かんでいるのはホコリではなくお茶の葉っぱの産毛。緑茶・ウーロン茶・紅茶はもともと同じお茶の木からできる。茶畑には茶葉を霜から守る扇風機がある。春に最初に摘まれる一芯二葉という部分は上質で高級な新茶になる。成長した葉は価格が手頃な番茶などに使用。新芽の葉の裏には「毛茸」という細かい毛がびっしりと生えている。若い新芽で作られたお茶には毛茸が多く品質がいい。新芽は天ぷらでも楽しめる。毛茸は紅茶やウーロン茶などでも新芽で作った品質のいいお茶全般に浮かぶことがある。