おととい、ホンダの正規販売店で11台もの車が一斉に盗難されるという事件が発生した。番組は被害に遭った店の店長の執念の捜索に密着取材。ホンダの正規販売店で店長を務める松本正美が探していたのは一晩で盗まれた11台もの車。松本さんによれば、初代ヴェゼルは海外で人気だという。犯行の一部始終を事務所の防犯カメラが捉えていた。おととい午前1時過ぎ、栃木・大田原市にあるHonda Cars野崎の店内から盗まれたのは6台が試乗車で、3台が下取り車両、残る2台は修理のために客から預かった車1台と、レンタカー1台。金額的には一番高い車は520万円、一番安いのは35万円くらいだという。被害額は現金200〜300万円を含めて3000万円ちょっとくらいだという。犯人たちは耐火金庫から車のキーをまとめて盗み、バラバラに分かれて運転して11台を盗み出したとみられる。さらに現場には車を盗むために犯人たちが使った遺留品がキーレスエントリーやスマートキーの電池。犯人たちはキーに電池がないことを想定して、用意した電池を入れ替えながら犯行に及んだ可能性があり、用意周到な計画的犯行だった可能性がある。そうした中きのうの朝、被害店舗から約20km離れたさくら市の氏家税務署近くのパーキングで、盗まれた4台が発見された。車を見つけたのは販売店の長年の顧客。すぐに駅前の交番に報告したそう。松本店長は、定休日だが社員と車を探しているという。