CO2資源化研究所所長・湯川英明。水素菌を使って新たなエネルギーの開発や食料問題の解決に挑む開拓者。大いなる可能性に多くの企業が期待を寄せている。化学や食品、石油、エネルギー関係など複数の企業とともに試作品をつくっていく新たな素材の研究開発を行う場所。水素菌の未来に期待を寄せる企業から28億円の資金調達を達成。出資元の1つが日用品大手のライオン。洗濯用洗剤などに使われ汚れを落としやすくする界面活性剤の原料の1つになっているパーム油の代替品を水素菌でつくれないかと出資を決めた。湯川はCO2から出来た製品を数年以内に世界に示し、日本の技術を認めさせることが一番のポイントなどと話した。