緒形敦がアラスカを旅する。大都市アンカレッジから800キロ離れたニュートック村に小型機で向かった。永久凍土の上に築かれた集落で、街中の電柱が斜めになっていた。家は3割が空き家で村人の姿が見当たらなかった。第一村人を発見し、話を聞いた。ユピックと呼ばれる先住民で、住民は100人ほど。主食は狩りをした動物や魚で、緒形はジャコウウシのスープを振る舞ってもらった。家は傾いており、村はずれには何かにえぐられたような不思議な地形が見られた。
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