相模原市の知的障害者施設・津久井やまゆり園で19人が殺害された事件から明日で10年。追悼式が行われ、永井清光園長が入所者代表の島田昌尚さんと追悼の言葉を述べた。2016年7月26日未明、元職員の植松聖死刑囚が施設裏口から侵入し、刃物で入所者を襲った。職員含む26人が重軽傷。19人が死亡。施設職員が事件当時の様子について重い口を開いた。植松死刑囚は裁判で差別的な言葉を繰り返し、施設職員が利用者を人として扱っていないと主張。判決では動機について障害者施設での勤務や体験を踏まえたものと指摘された。職員たちは複雑な思いを抱いてきた。津久井やまゆり園では現在58人が生活。どうすれば一人一人の意思を尊重できるのか、事件後に支援のあり方を見直した。支援には新たな課題もあり、職員の負担も大きくなるが、入所者の意思を尊重することが植松死刑囚の言葉を否定することになると職員たちは考えている。
