なだらかな道が多く自転車の保有率が高い埼玉県、自転車文化が県民に広く根付いているという。今回旅をするのは埼玉・草加市出身の志田音々。自転車が好きで、200kmもの長距離を走破したこともある。今年、NHKさいたま放送局の自転車安全運転キャンペーンのアンバサダーに就任し、自転車事故の防止を呼びかけている。最初に走るのは川沿いを走る日本一長い「利根川・江戸川サイクリングロード」。道幅が広く、整備された道が多い。堤防からの景色も魅力。志田音々が立ち寄った久喜市では未来のまちづくりが始まっている。久喜市のほか、鉄道会社やハウスメーカー、商業施設、大学の産学官が連携している大型プロジェクト。早稲田大学・小野田弘士教授は研究するロボット技術などを使って快適な住環境を整えたいと考えている。非接触型ゴミ収集ロボットはセンサーがゴミ箱の位置を測定、自動で回収するという。また、安全面を考え、人や障害物を検知できるように開発が進められている。また、電気で動く1人乗りモビリティは太陽光で充電もでき、環境に配慮した仕様になっている。最寄り駅までの移動手段としての活用も検討されている。雨風をよけ、重いものも運搬。高齢者が使いやすいようにすることも目指しているという。