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オープニング映像。
今回は埼玉のサイクリングロードを走り、知られざる魅力を探しに行く。
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なだらかな道が多く自転車の保有率が高い埼玉県、自転車文化が県民に広く根付いているという。今回旅をするのは埼玉・草加市出身の志田音々。自転車が好きで、200kmもの長距離を走破したこともある。今年、NHKさいたま放送局の自転車安全運転キャンペーンのアンバサダーに就任し、自転車事故の防止を呼びかけている。最初に走るのは川沿いを走る日本一長い「利根川・江戸川サイクリングロード」。道幅が広く、整備された道が多い。堤防からの景色も魅力。志田音々が立ち寄った久喜市では未来のまちづくりが始まっている。久喜市のほか、鉄道会社やハウスメーカー、商業施設、大学の産学官が連携している大型プロジェクト。早稲田大学・小野田弘士教授は研究するロボット技術などを使って快適な住環境を整えたいと考えている。非接触型ゴミ収集ロボットはセンサーがゴミ箱の位置を測定、自動で回収するという。また、安全面を考え、人や障害物を検知できるように開発が進められている。また、電気で動く1人乗りモビリティは太陽光で充電もでき、環境に配慮した仕様になっている。最寄り駅までの移動手段としての活用も検討されている。雨風をよけ、重いものも運搬。高齢者が使いやすいようにすることも目指しているという。
再び利根川・江戸川サイクリングロードを走る志田音々。そこで同じ草加市出身のお笑いコンビ・コットンのきょんを見つける。埼玉は都道府県魅力度ランキングで47都道府県中46位だと言い、われわれで埼玉の魅力を発信していこうと話した。そして自転車に乗っているとカラフルな熱気球を見つける。熱気球は加須市の新名物であるという。この日は強い風の影響で飛行することはできなかったが熱気球に乗せてもらうことに。
続いて自転車を走り埼玉県北部の行田市までやってくる。そこへ寝そべったように運転するリカンベント自転車がやってくる。さらに改良して2つのギアをペダル部分に設置すると一般的な自転車の最大1.8倍の出力になるという。埼玉県は平地がすごく多いので長距離に適した自転車になっているとのこと。実際にきょんが運転してお尻が痛くなくて楽だと話した。
続いて埼玉らしいユニークなパン屋さんがあると聞いてやってきたのは行田市の市街地。そこにあるパン屋さんには「メガうなぎパン」「山パン」「だんごパン」などインパクトのあるパンがあり、季節やイベントごとに考案し続けること10年で今では100種類を超えるバリエーションがあるという。そして納豆好きの志田音々のために納豆巻きパンを作ってくれた。誕生日の近いきょんにはサプライズプレゼントで誕生日パンを作ってくれた。
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続いて走るのは入間川サイクリングロード。途中にはベンチなどで体を休められる公園も多く、サイクリストに優しいサイクリングロードとなっている。そこでFANTASTICSの佐藤大樹と出会う。埼玉県出身の幼馴染が上京してきて2人でサイクリングに行ったりするとのこと。川越市を走っているとパチパチと音が聞こえる。そこではスリングショットというゴムパチンコをやっている人たちに出会う。ゴムひもがついたY字型の道具で金属の玉を打ち、的などを狙うという。そして全国ランキング1位のスゴ技を見せてもらうことに。2人も体験して志田音々は命中した。いつかオリンピック競技になったらいいと佐藤大樹は話した。
2人が走っているのは川越市。観光地として賑わっているが中心地とは別の場所にゆっくりと観光できる人気スポットがあるという。そこは予約制の動物園で日本でお馴染みの動物の他にも珍しい動物もいる。特筆すべきはその距離の近さでかわいい動物とふれ合え抱っこもできる。さらにより多くの人たちに動物を知ってもらいたいと動画サイトでの発信もしていて中でも話題なのがキンカジューのふぅちゃん。超かわいいと話題の特技である指しゃぶりをするという。さらに海を感じられる動物がいてそれはゴマフアザラシのまる子ちゃん。
暗くなってやってきたのは川島町にある創業235年のしょうゆ蔵。古くからしょうゆ作りが盛んだった川島町は水に恵まれ原料も豊かのため県内有数の産地として知られた。貴重なしょうゆ蔵を見学させてもらうことに。そこでは木桶での天然醸造を行っており、微生物の力を借りて自然な環境で発酵しゆっくり熟成させることで深みのある味わいになるという。ここでしょうゆ大好きの笛木さんからクイズ。「しょうゆ職人が食べてはいけないものとは?」というクイズで正解は納豆であるとのこと。納豆菌は菌の中でも強い菌の一つでこうじ菌や微生物をやっつけてしまうという。こだわりのしょうゆをうどんで味わうことに。志田音々はうどんの小麦が引き立つなどと話し、佐藤大樹は大豆の風味が鼻に通るなどと話した。
志田音々は自転車だからこそ通れる道や見られる景色があったと話した。佐藤大樹は自転車のチェーンが外れた時に志田音々が直してくれて頼もしかったと話した。