- 出演者
- 保里小百合 礼二(中川家) 太田光(爆笑問題)
番組レギュラー陣の中川家の礼二、アナウンサーの保里小百合、ゲストの爆笑問題の太田光が、東京都・板橋区の東武東上線の下板橋駅の留置線の上に登場して、今日の内容の説明をした。東武東上線は、開業110周年を迎えた。そこで今日は、「東武東上線 沿線SP」。東武東上線の沿線を旅行する。
東上線についてトーク。太田光は「田舎ですよ」などと話した。
大山駅にはハッピーロード大山商店街がある。中でも人気店はクレープ店。メニューは200種類以上。多様なメニューのクレープを1日300個以上つくるには膨大な量の仕込みが必要。7時間近くかけ準備を行っているという。
ときわ台もう1つのイチオシが絵本。いたばしボローニャ絵本館では世界の100以上の国と地域の絵本が3万冊以上収められている。この絵本館では現地語で子どもたちへの読み聞かせも行われている。
上板橋駅には辛うまラーメンがある。辛さの中に旨味を感じる独特な味付けが熱狂的なファンを生み出している。白根さんは中国料理中本に大きな衝撃を受け18年通い店が閉店になると頼み込み秘伝の味を教わったという。
東武東上線についてトーク。ときわ台について中川は「本当は線路を敷く予定だった」などと話した。大山のクレープについては、1977年原宿でクレープ店が開業し大人気になった。太田は東上線沿線の住人は原宿が敷居が高く大山が大盛況になったとコメント。太田の思い出の地はときわ台。母校の大東文化第一高校は男子校で、当時女子校だった淑徳高校の生徒に熱い視線を送っていたという。礼二によると、ときわ台は西新井までつなぐ予定で、で、東上線と伊勢崎線を結ぶ「西板線」が計画されていたが、関東大震災の影響で中止になったという。また成増駅にはモスバーガー1号店がある。これにちなみ2022年開店50周年を記念して東武鉄道と記念イベントを開催。限定駅名を「なりもす」とした。このイベントには礼二も登場した。また北池袋駅には「鉄道」の名を冠した唯一の高校、昭和鉄道高等学校がある。
東武東上線・朝霞駅のイチオシは、陸上自衛隊朝霞駐屯地にある「陸上自衛隊広報センター りっくんランド」。陸上自衛隊の実際の装備が展示され、フライトシミュレーターや車両乗車体験などが楽しめるという。
志木駅のある志木市にはカッパ伝説があり、その伝説から生まれたゆるキャラ「カパル」が人気とのこと。これまでにカパルの東武東上線ツアーを2回開催し、駅近くのホテルには「カパルの部屋」という客室もあるという。
川越市駅周辺にある「川越まつり会館」では、「川越まつり」に使用される山車を見学することができる。展示されている山車は年に4回入れ替えるといい、その入れ替え作業は地元の人が行っているとのこと。
太田さんの実家がある上福岡駅には、東武東上線の前身の東上鉄道を立ち上げた星野仙蔵の石碑があるというが、太田さんは「知らない。たぶんほとんどの人が知らないんじゃないか」などと話した。また川越八幡宮の境内にある「民部稲荷神社」は、ランナーが多く参拝に訪れるスポットで、東上線の沿線には箱根駅伝常連校の練習拠点が多くあるという。
川越市駅から二駅の鶴ヶ島駅には箱根駅伝でおなじみの強豪校東洋大学がある。箱絵駅伝では総合優勝4回と往路優勝7回の実績がある。拠点となる川越キャンパスは東京ドーム6個分の森を開拓、作られた。陸上競技部長距離部門の部員数は38人、全員が寮生活を送る。チームのモットーは哲学を持つことでより早く走るためあらゆる場面で考えることを養うという。酒井監督は「トレーニングを成熟させるのは心だと思うので練習の中でも競技を通じて自分の哲学をつくるというのを大事にしたい」と語った。朝練は午前5時から始まり20キロを走り込み、それぞれの課題を考えながら900キロを走り込む月もあるという。東武東上線を使い都内別キャンパスへ通う増田さんは片道1時間半の車内が息抜きの時間になっている。授業後には鶴ヶ島に戻り練習を再開、考える力を身につけることで箱根駅伝にとどまらないその後の人生に向けても高みを目指すといい増田さんは「自分の芯になる部分はこれから社会人になっていくにあたって自分もしっかり見つけて強いものにしていけたらと思う」と話した。
次は終点行き先ではよく見る森林公園駅を紹介。東武東上線で唯一車両整備を行う森林公園検修区がある。東上線の車両が一堂に集まるため普段は見かけにくい珍しい車両にも会うことができ鉄道ファンが集うという。
森林公園駅といえば今年開業50周年の日本初の国営公園の一つ武蔵丘陵森林公園。面積は東京ドーム約65個分と圧倒的な大きさでサイクリングコースは1周約17キロ、エアートランポリンは日本一と言われる1000平方mとなっている。埼玉県西武の人たちにとってお出かけの定番となっている。
池袋から開始した東武東上線も最後の駅、寄居町にある寄居駅を紹介。イチオシは駅から徒歩2分の創業110年超の定食屋、養豚が盛んだったこの町の名物のタレかつ丼。脂身の少ないもも肉のとんかつを甘辛タレにくぐらせて温かいごはんの上に乗せる。シンプルなこの味を求め埼玉県外からも客が来て1日100食以上売れるという。切り盛りする横田夫妻は先代のおばから受け継いだ24年前から味を守り続けている。養豚が盛んだった名残はいたるところでみられ寄居の家庭で保存食として親しまれていたみそ漬けが町内の精肉店などにもあり、町では豚肉の串焼きもやきとりと呼ばれ身近な食材として親しまれていたという。豚のやきとり文化は東松山にもあり定番として辛いみそだれをつけて食べるやきとりは寄居から移転した屋台が始めたものという。
東武東上線について太田さんは「開けてるというか、人が多いんだなと。寄居とか、豚のやきとりとか確かに。子どものときやきとりといえば豚だった」などと話した。また「当時は横浜とか有楽町などにもつながってなかったので心配。ニューヨークみたいなものだから埼玉県人は池袋で緊張しなくなっちゃったらどうしようって」などと話した。礼二さんは「鉄道ファンからみても東上線は哀愁がある」とコメント、鶴ヶ島市とNゲージが協力しガーデンパークを6月9日に開園、西武で昔走ってた小型のSLがイベント時に走ると紹介した。
出演者らが挨拶し、エンディングが流れた。