パリ五輪で過去最多5個のメダルを獲得し、大躍進を遂げたフェンシング日本代表。きのうまでの3日間、入場無料で「全日本フェンシング選手権」が行われた。会場となってる静岡・沼津市は、日本代表の合宿地でもあり、5年前から「フェンシングのまち」として普及活動を行っている。きのうも、フェンシングの体験会が行われていた。試合が始まると、特に歓声を浴びてたのが女子サーブルエース・江村美咲(25)。江村は開会式で旗手を務め、女子サーブル団体では銅メダル獲得に貢献した。決勝までコマを進めた江村は、パリ五輪で江村の練習をサポートした小林かなえと対戦。サーブルは上半身への「突き」「斬り」の攻撃でポイントを奪う。試合は15-8で江村が2年ぶり4度目の優勝を果たした。