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「池田市」 のテレビ露出情報

公立の小中学校が14校ある池田市では、一昨年7月からコロナ禍の子育て支援策の一環として給食費無償化に踏み切った。市内に暮らす坂本さんは3人分の子どもの給食費がなくなったことで、月の支払いが1万円以上減り、受験生の長男を塾に通わせることができている。一方で無償化だけでなく栄養のある美味しい給食を確保することが大事だという人達もいる。給食に関するアンケートを保護者に行うと量や品数が少なく給食が充実していないのではないかという声が寄せられたが無償化と質を両立させることは簡単ではない。今年度池田市では無償化を実現するため、国のコロナ対策の交付金に市の財源を加え賄っている。さらに物価高騰対策として市の財源からさらに食材費を上乗せしている。しかし来年度は国の交付金がどれほど受け取れるか分かっていないため、無償化を続けるためにはこれら全ての費用を市の財源で賄う必要がある。市は来年度、上半期は無償化を決定しているが、下半期に関しては今後検討するとしている。
一方、隣の箕面市ではまったく異なる対応で給食の質を保とうとしている。箕面市でも物価高騰の影響で一時給食危機に直面。栄養価を保つのもギリギリの状態だったという。しかし質を保ちたくても厳しい財政状況を踏まえると無償化の財源を確保するのは難しい。市では全ての公立小中学校の保護者を対象に、今後の給食の在り方について調査を行った。提示したのは値上げなしから30円値上げまで、10円ごとに値上げしたの4つの給食。10円値上げする事に唐揚げのサイズが大きくなるが、30円値上げするとカレーにトンカツをつけることもできる。一部の保護者からは家計が苦しいという声も出たが8割の賛同を受けて昨年度から30円の値上げを決定した。

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