池袋から開始した東武東上線も最後の駅、寄居町にある寄居駅を紹介。イチオシは駅から徒歩2分の創業110年超の定食屋、養豚が盛んだったこの町の名物のタレかつ丼。脂身の少ないもも肉のとんかつを甘辛タレにくぐらせて温かいごはんの上に乗せる。シンプルなこの味を求め埼玉県外からも客が来て1日100食以上売れるという。切り盛りする横田夫妻は先代のおばから受け継いだ24年前から味を守り続けている。養豚が盛んだった名残はいたるところでみられ寄居の家庭で保存食として親しまれていたみそ漬けが町内の精肉店などにもあり、町では豚肉の串焼きもやきとりと呼ばれ身近な食材として親しまれていたという。豚のやきとり文化は東松山にもあり定番として辛いみそだれをつけて食べるやきとりは寄居から移転した屋台が始めたものという。
住所: 東京都豊島区西池袋1-1-21