ことし3月までの訪日外国人は約1054万人で、過去最速で1000万人を突破した。外国人観光客からは、チップを支払う習慣がないことに戸惑ったという声が聞かれた。京都府内の飲食店では、レジ前に、チップボックスを設置。チップ文化を取り入れる動きが広がっってきている。東京・池袋にあるマッスルバー「筋肉女子」は、外国人観光客で連日満席。女性客も多い。店の名物は、店員がフルーツを手で絞って作る「生搾りサワー」。SNSを通じて評判が広がり、当初は予約対応に追われていたという。当日キャンセルも相次いだことから、オンライン予約システム「ジャパンチケット」を導入。ジャパンチケットは、海外の予約サイトと連携し、予約管理や決済代行までをサポートする。日本国内で、約2000店が導入しているという。マッスルバーでも、今月の来店者の9割以上がジャパンチケットで予約しているという。事前支払いのため、当日キャンセルが格段に減ったという。