九州北部の海が南国の海のように変わってきていて、ダイビングスポットして人気を集めている。温暖化の影響が広がっている。地元では水揚げされる魚が変わるなど危機感が高まっている。九州北部の海域ではサンゴが住み着き、本来日本海に住んでいなかった魚が生息するようになった。この100年間で、冬の海面水温が平均+1.64℃上昇した(気象庁のホームページより)。漁業者によるとここ数年でハンマーヘッドシャークが急増し網が食い破られるなどの被害が出ている。九州大学の管教授はサンゴが群生することで海藻が育たず、海藻を食べる生き物にも影響があるなどと指摘している。また、温暖化の影響でウニが増え海藻を食べ尽くす磯焼けも発生。餌が無くなるとウニ自体の実入りも少なくなっている。