沖縄返還をめぐって米側と秘密交渉にあたり、核兵器の持ち込みに関する「密約」の作成に関わった国際政治学者の若泉敬氏の遺書が戦後80年のことし沖縄の公文書館に寄贈され、公開されることになった。若泉氏は返還後も変わらず米軍基地が集中している沖縄の現状に強い自責の念を抱いていたとされ、沖縄県民に宛てた便箋5枚の遺書には“歴史に対して負っている私の重い「結果責任」をとり自裁します”などと書かれている。
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