ポーランドの選挙管理委員会は2日、右派の野党「法と正義」が推すナブロツキ氏が得票率50.89%で勝利したと発表した。ナブロツキ氏はEUに対して批判的な姿勢を示し、自国第一主義を支持している。選挙の結果は欧州全体での右派勢力拡大を後押しするほか、ポーランドによるウクライナ支援の方針に影響を及ぼすとみられている。ポーランドでは政治の実権は首相にあるが大統領には法案の拒否権があるため、EU諸国との強調を重視するトゥスク政権に大きな影響を与える可能性がある。
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