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「法善寺横丁」 のテレビ露出情報

声優・津田健次郎(52歳)の秋に出版された写真集「ささやき」が売れている。発売イベントには長蛇の列ができ、一人一人とかわす言葉に素朴な人柄が伺えた。24歳のデビューから着実にキャリアを重ね、今や声優界になくてはならない存在となった。呪術廻戦では七海建人、ゴールデンカムイでは尾形百之助を演じた。2年ほど前からドラマにも活動の場を広げている。
後にファンに語り継がれることになる七海が最期を遂げるシーンの収録風景を紹介した。監督からは思うようにやっていただいた方がいいと思うと託された。映像はまだ完成していなかった。アニメではよくあることだという。スタッフに最終的な映像の仕上がりを確認してセリフに込める感情を探った。最後の言葉「後は頼みます」をもう1度収録した。完成作品には最初のテイクが使われた。収録までに台本をきっちり読み込んでキャラクターを自分のものにする。
親しくしている声優仲間のトーク番組にゲストとして招かれた。打ち合わせでは目が悪くてカンペが見えないと語った。この夏はドラマ「トリリオンゲーム」にも出演した。演じたのは新興テレビ局のプロデューサー。撮影されたカットは必ず自分でチェックする。慣れ親しんでいる声だけの現場とは勝手が違う様子だった。アニメはほとんどオーディションで落ちることの方が多いという。自ら予約したレンタルスタジオで時代劇の稽古に励んだ。台本には繰り返した回数を「正」でメモしていた。NHKドラマ10「大奥」で演じるのは大老・井伊直弼。同じセリフを表現の変化をつけて試した。2時間の稽古の後、まだ2件のナレーション録りが残っていた。
雑誌の取材で故郷・大阪市を訪れた。夕食を任せるとお好み焼きを選んだ。お好み焼きをおかずにご飯を食べるのは関西人にとって当たり前だという。1971年大阪市生まれ。高校卒業後は明治大学・文学部演劇学専攻に進んだ。映画監督が夢だった。途中から舞台俳優に興味が移って劇団の養成所へ行ったが役は掴めなかった。アニメのオーディションに合格したことで人生が変わった。インド人だという店員にサインを求められ、照れた様子だった。
1人で稽古を重ねたNHKドラマ10「大奥」の収録が始まった。髭を剃りカツラをかぶった津田は別人だった。かなり緊張している様子だった。監督から怪しさを秘めた人物像を求められてリハーサルがスタート。あれほど稽古したセリフだが詰まってしまった。撮影を終えた本人の手応えは今ひとつだった。2か月後に本当に悔しかったと振り返った。

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