消費者の獲得争いが熾烈なコンビニ業界。各社が新たな戦略を打ち出している。ファミリーマートはきのう新商品の女性向けインナー「ブラウェア」を発表。ユニクロなどアパレル企業が力を入れてきた服としても着られる下着を新たに販売。今、コンビニでは「飲食以外」と「女性」がキーワードになっている。ローソンもきょうから韓国コスメのラインアップを強化。若者への販売が好調だったことを受け30代女性も取り込む狙い。こうした動きについて流通経済研究所・池田満寿次上席研究員は「若い女性、若い生活者をターゲットにした新しいマーケットを切り開いていかないといけない状況に置かれている」と語った。