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「浜坂漁業協同組合」 のテレビ露出情報

兵庫・新温泉町の浜坂漁港はズワイガニで知られるが、春の名物・ホタルイカは全国トップクラスの1800tの漁獲となっている。全長41m・総重量144tという大型漁船で量を行っていて、カニやエビの漁も行っているのだという。富山の定置網漁は産卵から戻ってきたところに網を仕掛けて捕獲する方法となっているが、浜坂の底引き網漁は海底のホタルイカを網を引いて捕まえていくものとなっている。人差し指が入らないほど目の細かい網を使うが、ホタルイカが貯まる黒い網は柔らかい作りが特徴となっていて、結び目もない特殊な作りでホタルイカを傷つけないようにしている。漁が始まるのは午前3時半で、日没までかけて漁を行っている。探知機のデータを参考に網を入れていくが、網が軽いことから海底スレスレという絶妙な場所に網が移動するのを待つのだという。速度も早すぎればホタルイカを漁ることができず、速度が遅すぎれば海底を引きずることでホタルイカは傷んでしまうのだという。そして、鮮度を保つために氷の入った発泡スチロールに詰めて30分も立たないうちに冷蔵庫へと移動させていく。ここで問題。鮮度のよい生の状態で届けるための工夫とは?正解はパック詰めだといい、船内ですでに詰められていくのだという。港でのセリを通さずに、兵庫・西宮市へと並んでいった。ホタルイカの鮮度を保つための冷凍機もあるのだといい、凍結したものを生の刺し身でいただくことが可能となったという。寄生虫がいる可能性からマイナス40度で40分以上凍結させることが求められるホタルイカだが、普通に冷凍すると氷の結晶ができてしまうことで細胞が傷んでしまうのに対し、最新の冷凍庫は磁力や電磁波で水の分子を整列させることで凍っても細胞が壊れにくくなるのだという。そして、この技術を使った冷凍ホタルイカは口溶けが魅力的な一品となっていた。

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