- 出演者
- 天野ひろゆき(キャイ~ン) 塚原愛
先月兵庫県で開催されたグルメイベント。来場者は約2万人。長い行列の先には今が旬のホタルイカ。串揚げ、ラーメン、炊き込みごはんなど、ホタルイカを主役にした産地ならではの料理が並ぶ。中でも漁師おすすめが刺身。産地は兵庫・新温泉町。うまいの秘密は網を引くスピード加減に。鮮度のいいものを届けるために船内では特別な作業も。そして最新技術を搭載した冷凍庫も大活躍。さらに簡単アレンジ料理も登場。
兵庫県は全国トップクラスの水揚げ量で、過去に何度も全国1位を取っている。ホタルイカは青白く綺麗に光ることからホタルイカとの名前が付けられている。地元の漁協では「わんこほたる」とのイベントが開かれている。2分間でどれだけホタルイカを食べられるか。毎年行われているが、今年優勝した男性が食べたホタルイカは120匹。
兵庫・新温泉町の浜坂漁港はズワイガニで知られるが、春の名物・ホタルイカは全国トップクラスの1800tの漁獲となっている。全長41m・総重量144tという大型漁船で量を行っていて、カニやエビの漁も行っているのだという。富山の定置網漁は産卵から戻ってきたところに網を仕掛けて捕獲する方法となっているが、浜坂の底引き網漁は海底のホタルイカを網を引いて捕まえていくものとなっている。人差し指が入らないほど目の細かい網を使うが、ホタルイカが貯まる黒い網は柔らかい作りが特徴となっていて、結び目もない特殊な作りでホタルイカを傷つけないようにしている。漁が始まるのは午前3時半で、日没までかけて漁を行っている。探知機のデータを参考に網を入れていくが、網が軽いことから海底スレスレという絶妙な場所に網が移動するのを待つのだという。速度も早すぎればホタルイカを漁ることができず、速度が遅すぎれば海底を引きずることでホタルイカは傷んでしまうのだという。そして、鮮度を保つために氷の入った発泡スチロールに詰めて30分も立たないうちに冷蔵庫へと移動させていく。ここで問題。鮮度のよい生の状態で届けるための工夫とは?正解はパック詰めだといい、船内ですでに詰められていくのだという。港でのセリを通さずに、兵庫・西宮市へと並んでいった。ホタルイカの鮮度を保つための冷凍機もあるのだといい、凍結したものを生の刺し身でいただくことが可能となったという。寄生虫がいる可能性からマイナス40度で40分以上凍結させることが求められるホタルイカだが、普通に冷凍すると氷の結晶ができてしまうことで細胞が傷んでしまうのに対し、最新の冷凍庫は磁力や電磁波で水の分子を整列させることで凍っても細胞が壊れにくくなるのだという。そして、この技術を使った冷凍ホタルイカは口溶けが魅力的な一品となっていた。
ホタルイカの刺身を試食した天野ひろゆきは「中のワタがおいしい」などと話した。
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- ホタルイカの刺身
浜坂漁業協同組合女性部がホタルイカを使った料理を紹介。作ったのはホタルイカのしゃぶしゃぶやホタルボールやホタルイカの焼きそばやホタルイカのかき揚げ。
ホタルイカのしゃぶしゃぶを試食した天野ひろゆきは「よりワタのクリーミーさがいい」などと話した。続いてホタルボールを試食し「互角」などと話した。続いてホタルイカのかき揚げを試食し「存在感がのバコーンとくる」などと話した。
エンディング映像。
「突撃!カネオくん」「ダーウィンが来た!」「大河ドラマ べらぼう」「NHKスペシャル 未完のバトン 第2回 秩序なき世界 日本外交への“遺書”」の番組宣伝。