千葉県の南部、鋸南町にある「お食事処 なぶら」。鋸南町勝山漁協が直営する店。売りは漁協直営ならではの鮮度とお手頃価格。提供する魚はほぼ漁協が所有する定置網で取れたもの。地魚をおいしく調理するのは、漁師の妻や地元のお母さん方。メニューは12種類ほど。魚は日によって替わるが、一番人気は「海鮮なぶら丼」。タチウオ、アジ、マダイなどが味わえる。漁協で養殖するマダイ「養殖江戸前真鯛」はほどよい脂と甘みのある味わいが売りだという。こちらのお店ではその日だけの限定メニューも人気。中には1食しかないものもあるという。定置網の水揚げの中から持ってくるため数を揃えることができないのだそう。この日、1食のみだったのはジャンボなカマスを塩焼きにした定食。そして、他にもこの日は限定5食の「タチウオ塩焼定食」も。とりわけ人気なのが、「ダイバー定食(黒ムツ煮付)」。刺し身は3点盛り、フライは2種類、煮魚はクロムツ(カワハギなども選べる)。定食についているフライの正体はイカメンチ。