宮城・涌谷町の公民館で行われた鉄道イベント。企画したのは、中学2年生の中澤さん。涌谷町では昨年度から地域クラブ活動が始まり、地域の大人たちが子どもたちの自主性を大切にしながら、指導したり活動を見守ったりしている。中澤さんは、この活動を通して知り合った大人たちを巻き込み、自分も地域の人も楽しめる鉄道イベントを開こうと考えた。中澤さんは自ら、美里町にある中古の鉄道おもちゃを扱う店を訪ね、イベントへの強力を打診した。中澤さんと意気投合した店主は、店の品を無償で貸し出すことに。町の職員や地域の大人たちもチラシの配布や会場設営を手伝うなど、全面的にサポート。受付や案内は、地元の小中学生たちが担当。中澤さんたちが撮影した鉄道写真を展示するコーナーでは、音楽作りが好きなメンバーが音楽制作ソフトで自作した曲が流れている。釣り好きの仲間が鉄道以外の楽しみも用意しようと、釣り遊びのコーナーも作った。町の職員は、アイデアを出したら実現していくんだという成功体験を積み上げていくことが大切、子どもが大人を動かし、地域を巻き込む力になってくれればありがたいなどと話した。5時間にわたって行われたイベントには、230人あまりが訪れた。中澤さんは、来客が目標の2倍を超えてよかった、やりたいことを叶えてもらえて嬉しかったなどと話した。次の企画も進んでいて、ファッションに興味のある中学生らが中心となり、ネイルチップなどを制作するビューティー講座を計画しているという。
