山口県錦町の岩国高校広瀬分校の最後の卒業式を特集。最後の卒業式まで1ヶ月の生徒の様子が伝えられた。生徒たちは2022年に入学したが、その直後に学校が閉校することを生徒たちは知ったという。生徒たちは錦川鉄道を利用して学校に通っていると伝えた。担任の村上聖仁さんは担任を受け持つのはこの生徒たちが初めてだったという。そして卒業式の1週間前には学校の卒業生たちが集まり、閉校前に校内散策したという。他にも地元の飲食店に卒業生が集まって思い出話をした。
最後の卒業式の5日前。同窓会会長の内山正則は、岩国高校広瀬分校が閉校した後に、地元の衰退に拍車がかかるのではないかと心配していた。そこで地域おこし協力隊の木村雄一さんに相談して対策を考えた。
最後の卒業式の3日前。地域おこし協力隊の木村雄一さんは卒業生のためにサプライズの準備を進めていた。卒業式2日前になり、答辞を読む鮎川樹来は散髪をした様子が伝えられた。そして卒業式前日。教室で昼食を食べるのもこの日が最後。通学で錦川鉄道に乗るものこの日が最後だ。
3月1日になり最後の卒業式の日を迎えた。卒業式には学校のOBなど多くの人が集まって、卒業生を見送った。卒業式では鮎川樹来が答辞を読んだ。教室では卒業生たちがそれぞれの進路について語っている様子や、生徒同士で抱き合っている様子が伝えられた。